能美市様 バスデータ(GTFS)の整備

経路検索サービスに「のみバス」情報が掲載され、
市民や観光客がより利用しやすいコミュニティバスに。

課題

  • 路線が複雑なため、土地勘が無い場合は「のみバス」の利用に繋がりにくい

導入後

  • 民間の経路検索サービスにバス情報が表示されたことで、ユーザーに分かりやすく情報を届けられるようになった

<クライアント名>

能美市

【GTFSとは】

GTFS(General Transit Feed Specification)とは、公共交通機関の時刻表とその地理的情報に関する国際フォーマットのことを指します。時刻表、停留所、路線、運賃などの情報をGTFS形式にして経路検索事業者に提供し、Googleマップ(™ )をはじめとする経路検索サービスに反映させることで、ユーザーに使いやすい形で目的地への乗換や時間等の情報を提供することが可能となります。
 
弊社では、自治体が運営するコミュニティバスなどの公共交通データをGTFS形式に変換し、Googleマップ(™ )の経路検索への登録、時刻表とその地理的情報を誰でも二次利用できるようにオープンデータとして公開することをサポートしています。

【のみバスとは?】

石川県の南部に位置し、約5万人が暮らす能美市。能美市さまが運営するコミュニティバス「のみバス」は、複数のルートからなる広範囲を運行し、市民や観光客に利用されています。ルートは大きくわけて3つあり、根上、辰口、寺井、さとやまの各地区内を循環するルート、地区間を結んだルート、九谷陶芸村や辰口温泉等の観光施設を結んだルートを運行しています。運行本数の少ないルートや朝夕で走行ルートが異なるものがあり、乗り継ぎなどで利用したい場合や土地勘が無い場合は、のみバスの利用に繋がりにくいという課題がありました。

【GTFS形式の導入】

2017年に能美市さまからお声掛け頂いた際には、「のみバス」の時刻表と経路情報をGTFS形式に変換し、オープンデータとして公開されるまでの支援をさせていただきました。また、Googleマップ(™ )乗換案内に表示されるための登録申請もお手伝いさせていただきました。

GTFS形式に変換した情報がオープンデータとして誰でも利用可能になることで、民間が開発したWebサービスやアプリケーションなどに活用され、市民の生活がより便利になることが想定されます。さらに近年では、公共交通機関のデータ情報を次世代モビリティサービス「MaaS」等に活かす動きが活発化しています。弊社ではこのようなご相談についても承っておりますので、是非一度お問い合わせください。

※本文内の情報は、記事作成時(2021年6月)のものです。


能美市 ウェブサイト

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